寝違え

 

・「朝起きると、首が回らない」

・「一定方向に動かしづらくなった・・・」


このような症状は寝違えと呼ばれ、数日は痛みが続いて体を自由に動かせなくなる、大変つらいものです。

寝違えの大部分は、片方の首にかけての筋肉や、筋肉周辺にある筋膜の組織に炎症が起こってしまった状態です。

炎症がおこることによって、痛みがでます。

通常は1週間から10日くらいあれば自然に治りますが、ずっと肩こりに悩まされたり、めまい・吐き気がする方もいます。

 

寝違えになる原因は、第一に、不自然な姿勢で寝てしまったことがあります。
ですが、ここで問題。赤ちゃんは、寝方が悪くても寝違えたりしないのはなぜでしょう?

 

それは、身体の柔軟性があるからです。寝方の良し・悪しというよりは、柔軟性が落ちた時に症状が出やすくなります。

寝方が良かったとしても、ちょっと合わない枕で寝たら首が痛くなったという人がいます。

もちろん枕の高さは重要ですが、自分自身の状態が悪いことが多いです。

 

第二に、普段から首に負担のかかるような、首の骨の歪み(ストレートネックを含む)を抱えている場合です。
首の歪みは柔軟性の低下にもつながります。歪みによって筋肉にしこりが出来ていたり、自律神経が乱れて神経が過敏になっていることが多いです。
この場合は、寝違えをそのままにし、自然に治ったとしても、再発する可能性が高いです。
メンテナンスを施し、ベストコンディションで生活をしていれば寝違えを防ぐことができます。 

 

寝違えは、炎症がおきているので、安易に自分でグリグリと強くマッサージすることはお勧めできません。

寝違えた当初、筋肉は緊張状態にあり、炎症を起こしています。
ですので、まずは筋肉の緊張をとる優しいマッサージをします。

 

たかが寝違えですが、整骨院・接骨院・整体院ではしっかりと筋緊張をほぐし、首の歪みを整え、再発させないようにしていきます。